切磋琢磨で三ヶ日ブランドを育成 その2(残留農薬検査)

「もちろん、防除暦を参考にするけど、いろいろとアレンジしています。

やっぱり自分の眼でみて、自分で判断するのが基本です。

そうでないと納得できないでしょう」

それぞれの農家が、さまざまに工夫を凝らし、栽培技術を競い合う中で、『三ヶ日みかん』を育ててきたというわけだ。

実は、三ヶ日では、『三ヶ日みかん』のブランドを守るために、入念な工夫をしている。

各農家から集荷されたみかんは、糖度(味)、玉まわり(大きさ)、品質(外観など)によって、秀品、優品、良品など5ランクに分類され、出荷される仕組みだ。

これは、大体どこの産地でもやっていることだが、問題はその後である。

残留農薬検査